豆苗は、さまざまな栄養素をバランス良く含んでおり、50g(村上農園の豆苗なら約1/2パック)で、
大人の女性が1食で摂るべきビタミンKを十分に、ビタミンA、葉酸、ビタミンCの7割以上を摂取することが
できます。
ビタミンKは骨の形成を助けるビタミンで、骨がもろくなりがちな更年期の女性に特に大切な栄養素です。
ビタミンAやビタミンCは老化の原因といわれる活性酸素を除去する作用があるため、若々しさを保つ効果が
期待できます。葉酸は、赤血球の形成を促し、妊娠中や授乳中は特に意識して摂りたい栄養素です。
えんどう豆を発芽させた新芽野菜の豆苗は、「豆」と「緑色葉物野菜」の両方の栄養を併せ持つ、栄養バランス
のいい野菜です。グラフは、豆苗と小松菜の栄養成分を比較したものです。豆苗は、緑色葉物野菜に
多く含まれる「βカロテン」と「ビタミンC」を小松菜とほぼ同じ程度、豆に多く含まれる「タンパク質」
「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」を小松菜よりも2割以上多く含んでいます。
ビタミンB群は代謝を上げるはたらきがあり、
糖質や脂質、タンパク質を燃やすために不可欠な栄養素です。
豆苗にはビタミンB
1、B
2、B
6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸といったビタミンB群が豊富に含まれています。
また、食物繊維を多く含むので、
腸内細菌のバランスを改善し、有害物質の発生によるエネルギー代謝の低下を防ぐ働きも期待できます。