村上農園は、米国ジョンズ・ホプキンス大学が開発した、
有用成分スルフォラファンを高濃度に含む
ブロッコリー スプラウトを生産しています。
成育日数による違いで、「ブロッコリー スーパースプラウト」と
「ブロッコリースプラウト200」の2タイプ。
その日の気分やメニューにあわせてお選びいただけます。
※村上農園のブロッコリー スプラウトは、ジョンズ・ホプキンス大学および開発者ポール・タラレー博士がライセンス管理を委託するBPP社(Brassica Protection Products LLC)とのライセンス契約に基づいて生産されています。
1999年のライセンス契約締結から20年以上にわたり、原料種子、栽培・検査方法に関する厳しい基準をクリアし続けています。
スルフォラファンは、噛むとピリッとする「辛み」の成分です。自ら動くことができない植物・ブロッコリーが、害虫などの天敵から食べられないよう身を守るために備えたものと言われています。
スルフォラファンがブロッコリーの成長過程でも新芽に多く含まれるのは、小さくてデリケートな新芽を守る役割があるからかもしれません。
タラレー博士は、1923年生まれ。現在は、ご自宅で悠々自適の生活を送っていらっしゃいますが、90歳を超えてつい最近まで、ジョンズ・ホプキンス大の研究室に通う現役研究者でした。スルフォラファン研究の第一人者は、自らの健康長寿によってもスルフォラファンの力を証明しているのかもしれません。ちなみに、『エルム街の悪夢 』などの作品で知られる映画監督のレイチェル・タラレーさんは、博士の実の娘です。
村上農園創業者である村上秋人は、1927年、広島に生まれました。幼い頃に父と兄姉を相次いで病で失い、自らも体が弱く、学校にも満足に通えなかったそうです。秋人は1945年、広島に落とされた原子爆弾によって瀕死の重傷を負いました。母親の「絶対に生き抜け」という言葉と献身的な看病によって奇跡的に回復することができた秋人は、それらの経験から、命や健康は非常に重要だと考えるようになりました。タラレー博士は、秋人の生い立ちやそういった考えに強く心を動かされたと言っています。
日本の農業は国土が狭いことから、「国際競争力に乏しく、庇護されるべき産業だ」と語られることが多いようです。本当にそうでしょうか? たとえばオランダは干拓地が多い上に日照不足、農業適地はほとんど存在しません。しかし科学技術で課題を克服し、農業立国となりました。
村上農園は、農業をとりまく既成概念を取り払い、工業や商業と同じ『ビジネス』として次々に新しい挑戦を行っています。育種から製品化までのサイクルを地球規模で検討する、コンピュータを高度に活用した効率のよい栽培管理を行う、発芽のコア技術をもとに国内外の研究機関と産学連携を行う、科学的なマーケティング手法を用いて商品をヒットさせる、等々……旧来型の農業から、ブレーンビジネスとしての『脳業』へ。村上農園は農業の変革に挑戦し続けます。