高成分野菜とは、ビタミンや植物由来の有用成分(ファイトケミカル)などのうち、本来野菜にごく微量にしか含まれない、もしくはまったく含まれない成分を、技術を用いて高い含有量にした野菜のこと。
商品化されているのは世界でも例が少なく、村上農園の「ブロッコリー スーパースプラウト」や「ブロッコリースプラウト200」、「マルチビタミンB12かいわれ」はその代表的な事例です。
上記の考えに基づき、弊社では高濃度スルフォラファンを含有する「ブロッコリー スーパースプラウト」および「ブロッコリースプラウト200」と、「マルチビタミンB12かいわれ」の3商品を高成分野菜と位置づけ、販売しています。
また、高成分野菜の売上の一部を研究機関における有用成分の機能性研究に還元し、共同研究も含めて積極的に支援し、野菜の有用成分のさらなる可能性を探り続けています。
野菜の成分量は、見た目や味では判断できません。村上農園では、有用成分を安定的に含む高成分野菜をお客さまに提供するために、さまざまな取り組みを行っています。
国内で唯一「認定基準を満たした種子」を使用
村上農園では国内で唯一、ブロッコリースプラウト200とブロッコリー スーパースプラウトの生産に、ジョンズ・ホプキンス大学の認定基準を満たす高濃度スルフォラファン含有種子を使用しています。さらに、自社で品種改良に取り組むほか、海外の種子生産会社とも連携し、スルフォラファン濃度を高める取り組みを行っています。
スマートアグリで、成分の安定化を実現
育成環境を最適に保つことができる植物工場で栽培することで、成分の安定化を実現しています。また、全国に9カ所ある生産施設を情報ネットワークで結び、栽培情報を共有。品質管理部門で一元管理することで、品質の均一化に努めています。
含有量を保証する検査体制を構築
ブロッコリースプラウト200とブロッコリー スーパースプラウトは、村上農園社内にある「スルフォラファン研究所」で成分検査を実施するとともに、アメリカの検査機関にも検査を依頼することで、ジョンズ・ホプキンス大学の認定基準を満たしていることを確認しています。
有用成分のさらなる可能性を追求
高成分野菜の売上の一部を有用成分の機能性研究費用として還元し、野菜の健康効果のさらなる可能性を追求しています。