株式会社 村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴)は、人気が高まっているスプラウト(発芽野菜)の大幅な増産を行うため、山梨県北杜市明野町に植物工場(仮称:山梨・北杜生産センター)を新設。第一期工事の起工式を2月19日に執り行います。
村上農園は、全国8箇所に生産拠点を有する国内トップシェアのスプラウトメーカーです。これまでに、疾病予防を目的とした「機能性野菜」という新しい野菜のジャンルを切り拓き、またスプラウト業界で初めての食品安全マネジメントの国際規格であるISO22000 の全センター正式認証取得など、農業の世界に次々と新風を巻き起こしてきました。最近では、食味の改良と品質の向上を進めた結果、えんどう豆の若菜『豆苗(とうみょう)』が消費者の支持を集め、年々出荷を伸ばしてきています。
新生産センターの第一期工事は、総工費約10億円。日本とオランダのハイテク技術を駆使し、環境に配慮した、省エネルギー型の最新鋭植物工場となる予定です。新センター稼動後は、全社の生産能力が全体で約4割増となります。
建設地となる北杜市明野町は、通年天候が安定しており、澄んだ空気や良質な水源を有していること、日照時間が日本一長いことなどから、安全・安心なスプラウト生産の最適地であると判断し進出を決めました。
また、物流面でも中央自動車道からの首都圏、中京圏へのアクセスが良好で、商品を365日態勢で迅速に大消費地に届けることが可能です。