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2013年04月23日

村上農園が豆苗(とうみょう)の春夏の食べ方として、
『生で、サラダ』を新たに提案
独自の品種と生産技術向上で、生でもおいしい豆苗を実現

 株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴)は、えんどう豆の若菜・豆苗の、春夏におすすめの新しい食べ方として『生で、サラダ』を提案する販売促進キャンペーンを展開します。

 豆苗の調理法として当社ではこれまで、炒め物や鍋物などの「加熱料理」を中心に提案してきました。しかしここ数年、多くのお客様や料理関係者から「村上農園の豆苗は、生のままサラダで食べても美味しい」との声を頂いています。それらの声をヒントに、当社では今期、サラダ需要が高まる春夏のおすすめの食べ方として、豆苗のサラダでの使用を、(1)SNS(ソーシャルネットワークサービス)へのレシピ紹介キャンペーン並びに、(2)店頭での販促物設置によって提案します。
 当社では15年以上に渡って、豆苗の食味を上げるため、使用種子の選別や自社での品種改良、生産技術の向上に取り組んで参りました。加えて、衛生管理体制の確立や自社での放射性物質検査の実施など、安全管理にも力を注いでおり、2012年12月には農業分野で唯一、全国8箇所にある全生産施設において食品安全管理の国際規格ISO22000の認証を取得しています。これらの取り組みの結果、甘みが強くやわらかく、生でも安心して食べられる豆苗の生産が実現しました。
「サラダ」という新たな食べ方を通して、豆苗の調理法の幅の広さと、当社独自の美味しさ、安全へのこだわりをアピールして参ります。

(1) 「豆苗サラダ食べレポ」キャンペーン
豆苗のサラダをつくって食べた感想とレシピを、自身のブログやSNS等に投稿してくださった方に、豆苗の再生栽培に使える「白い陶器の皿」プレゼント企画をご案内。
【詳細】村上農園豆苗研究会ブログ

(2) 店頭販促物
全国の量販店野菜売り場に、サラダを提案する販促物を設置。

豆苗サラダレポ

豆苗サラダレポ

<豆苗とは>
豆苗はえんどう豆の若い葉と茎を食べる緑黄色野菜です。国内では植物工場で生産される根付きの豆苗が一般的で、季節を問わず、年間通して安定的に流通しています。


豆苗


豆苗専用の植物工場(山梨県北杜市)

<豆苗の栄養>
豆苗はタンパク質やビタミンB群、βカロテン、ビタミンC、Eなどの抗酸化ビタミン、食物繊維などの栄養素を一般的なサラダ野菜と比較して豊富に含みます。特に夏場はサラダの需要が高くなる反面、緑色葉物野菜は価格が高騰するため、安定生産が可能で栄養価の高い豆苗は夏の健康維持に効果を発揮する野菜といえます。

豆苗とサラダ野菜の栄養比較

タンパク質 βカロテン ビタミンB群 ビタミンC ビタミンE 食物繊維
(g) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)
豆苗 4.8 4,700 0.90 74 2.8 3.1
レタス 0.6 240 0.20 5 0.3 1.1
キャベツ 1.3 50 0.46 41 0.1 1.8
水菜 2.2 1,300 0.42 55 1.8 3.0
きゅうり 1.0 330 0.14 14 0.3 1.1
データ元:日本食品標準成分表2010、ビタミンB群:B1、B2、B6、葉酸の合計、赤字は各項目で含有量が最も高いもの

【会社概要】

設 立
1978年1月10日
代表者
村上清貴
売上高
40億3,000万円(2012年12月期)
事業内容
かいわれ大根、スプラウト、豆苗など発芽野菜の生産・販売
事業所
本社・研究開発部(広島)
生産センター(千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)
営業所(千葉、大阪、広島)
WEBサイト
http://www.murakamifarm.com