株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴)は、豆苗(とうみょう)を使って野菜に対する苦手意識を克服する体験型の食育プログラム『豆苗で、やさいチャレンジプログラム』を開発しました。3月に終了したプレモニターの好結果を踏まえ、5月11日から第1期生モニタープログラムをスタートさせます。
プログラムを考案したのは、豆苗に関する様々な検証活動を行う村上農園の社内プロジェクト「豆苗研究会」。豆苗は味にクセがなく、シャキシャキとした食感と甘さが子どもに好評であること、また調理や再生栽培が簡単であることなどから、野菜が苦手な子どもの苦手意識克服に最適な教材となる可能性に着目。食育に詳しい料理研究家の浜田陽子さんをアドバイザーに迎え、豆苗を食べたり育てたりする体験型の食育プログラムを開発しました。実施に先立って行った4組の家族によるプレモニターの結果、全体として「野菜苦手度」の顕著な改善がみられ、全家族から「子どもの野菜に対する意識が変わった」との評価を得ています。
第1期生モニターは「野菜が苦手な小学生とその家族」20組を予定。5月11日に豆苗工場見学を兼ねたキックオフミーティングを行い、6月8日の終了ミーティングまでの約1ヵ月間、Facebookのグループ機能を利用して、モニター家族同士が体験をシェアし、励まし合いながら進めていきます。村上農園のスタッフと共に監修の浜田陽子さんもグループに加わり、モニターの疑問や悩みにリアルタイムでアドバイスを行う予定です。
▲プレモニター向けに設置した「Facebookグループ」ページ(左)、豆苗工場見学会(右上)と、工場見学会における豆苗収穫模擬体験の様子(右下)
体験型食育プログラム『豆苗で、やさいチャレンジプログラム』
【概 要】
野菜が苦手な小学生とその家族が、豆苗を食べたり育てたり調理したりといった体験を通じて野菜に親しむプログラムです。Facebookのグループ(非公開)機能を利用して、レポートや進捗管理を行います。キックオフと終了時には親子でミーティングに参加していただきますが、間の1ヵ月間は家庭での活動が中心となります。この間、村上農園スタッフや監修の浜田陽子さんもFacebookグループに加わり、モニターの疑問や悩みをリアルタイムでサポートします。
■プレモニタープログラム参加者のコメント
◎【親】今までは見ただけで食べたくないと言っていた野菜を「少し食べてみようかな」といって食べることができました。
◎【親】野菜を率先して食べるようになった。
◎【親】自分で収穫して食べることがとても良かったようで、「生でも食べてみる!」と積極的になったことに驚いた。
◎【子】シャキシャキっとしていた。 甘さも辛さも苦さもない、みずみずしい味。自分で収穫したらおいしかった。(8歳・野菜苦手度4→3)
◎【子】簡単に育てられて美味しい。すぐ伸びてすごい。(11歳・野菜苦手度3→2)
◎【子】朝つんだ豆苗を目玉焼きと一緒にやきました。ひじきごはんの上に、がばっとのっけました。 何かとあえるよりも、そのままのほうがおいしく感じました。(10歳・野菜苦手度5→3)
■「村上農園の豆苗」がとくに子どもの野菜苦手克服教材として適している理由
○ 甘みがつよく、柔らかく、えぐみがない。生でも調理しても子供が食べやすい。
○ あく抜きなどの下処理がいらず火が通り安いため、子供でも調理しやすい。
○ 調理後に残る根と豆を使って、室内で約1週間で、再生栽培体験ができる。
○ 葉物のビタミンやミネラル、豆のタンパク質などの栄養をバランスよく含み、豆苗の栄養を知ることで、野菜を食べる意味を学ぶことができる。
- 設 立
- 1978年1月10日
- 代表者
- 村上清貴
- 売上高
- 40億3,000万円(2012年12月期)
- 事業内容
- かいわれ大根、スプラウト、豆苗など発芽野菜の生産・販売
- 事業所
- 本社・研究開発部(広島)
生産センター(千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)
営業所(千葉、大阪、広島)
広報マーケティング室(東京)
- 関連会社
- 株式会社 沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
- WEBサイト
- http://www.murakamifarm.com