株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴)は、昨年11月に逝去した創業者 村上秋人の開拓者としての精神を継承しつつ、今後のビジネスの方向性と社会的役割を明確化すべく議論を重ねてまいりました。
このたび、これらをコーポレートビジョンとしてとりまとめ、その実現を目指す象徴としての企業ロゴマークを新たに作成しましたのでお知らせします。
■ 新コーポレートミッション
私たちは「生命(いのち)を守る農ビジネス」をテーマに、
新しい価値を創造します。
■ 新ロゴマーク
■ 背景とミッションにこめた想い
当社の事業領域である「農業」は、従来の庇護されるべき「生業」から、日本の成長戦略の一翼を担うべき「産業」へと今後大きく変貌を遂げようとしています。こうしたなか、当社は、これまで培ってきた「食の安全性」「品質の高さ」「科学的検証」を一層追求し続けることを成長の原動力とし、お客さまのこころとからだの健康に寄与する商品を国内外に普及させることで、その一翼を担いたいと考えています。
「生命を守る......」というミッションは、このような基本認識のもと、食料生産としての「農」に加え、同じく成長戦略で重要とされる医療、とりわけ「予防医学」に関連する「農」を事業領域とすることを示したものです。また同時に、社員が行動規範とすべき5つのバリューを策定することで、新たな価値を創造し続けていく決意を全社で共有してまいります。
なお、ミッションおよび5つのバリューは、当社のウェブサイトにて、3月1日より公開してまいります。
村上農園ウェブサイト http://www.murakamifarm.com/company/mission/
■ ロゴマークデザインコンセプト
Murakami FARM の頭文字Mをモチーフに、立体的なデザインで、村上農園が目指す「先進性」や「独創性」を表現しています。また、イメージカラーには「イノベーションへの情熱」や「チャレンジする活力」を連想させる「赤」を採用。英語社名は種子をイメージしたドットで表現し、漢字社名はグリッドで囲むことで、IT先端技術を活用した生産システムやデータに基づいたマーケティングなど、村上農園が推進する科学的な農業を象徴しています。
なお、新ロゴマークは、本年3月1日以降、当社のビジョンと事業品質を保証するあらゆる分野で順次展開する予定です。
【ロゴマークデザイナープロフィール】
佐野研二郎(さの けんじろう)氏
アートディレクター / クリエイティブディレクター
1972年東京生まれ。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
博報堂を経てMR_DESIGN設立。
多摩美術大学統合デザイン学科教授。
MR_DESIGN_NEWYORK設立。
主な仕事に、東京国際映画祭ロゴマーク、サントリー「南アルプスの天然水」「グリーンダカラ」 「BOSS」、トヨタ「NEXT ONE」「ReBORN」「TOYOTOWN」、日光江戸村「ニャンまげ」、TBS「Tブー!S」、映画「STAND BY MEドラえもん」、ミツカン「とろっ豆」、NHK Eテレ 「ふうせんいぬティニー」、山形県新米「つや姫」、幻冬舎「パピルス」、au「LISMO!」、ルミネ 「チェックザバーゲン」、mAAchエキュートロゴマーク、名古屋市東山動植物園ロゴマークなどがある。オリジナルプロダクトであるnicoプロダクトはMoMA/ニューヨーク近代美術館、The Standard(NY)、ラ・リナシェンテ(ミラノ)、コレット (パリ)、パリ装飾美術館、森美術館、原美術館、金沢21世紀美術館など世界各国で展開。受賞に、亀倉雄策賞、毎日デザイン賞、ニューヨークADC金賞、ロンドンD&ADイエローペンシル、ONE SHOW DESIGN金賞、カンヌライオンズ金賞、東京ADC会員賞、日本パッケージデザイン大賞金賞、ACC金賞、ACCタレント賞(グリーンダカラちゃん)、みうらじゅん賞(ニャンまげ)など。
●佐野研二郎氏コメント
Murakami Farmの頭文字Mを、モダンな工場のような四角でシンプルに表現しました。
視認性高く、上質感、安心感、フレッシュさを伝えるCIです。先端技術を駆使して野菜をつくる村上農園を象徴しています。
- 設 立
- 1978年1月10日
- 代表者
- 村上清貴
- 売上高
- 46億2,500万円(2014年12月期)
- 事業内容
- スプラウト、豆苗(とうみょう)、かいわれ大根など発芽野菜と機能性野菜の生産・販売
- 事業所
- 本社・研究開発部(広島)
生産センター(千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)
営業所(千葉、大阪、広島)
広報マーケティング室(東京)
- 関連会社
- 株式会社 沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
- WEBサイト
- http://www.murakamifarm.com