野菜高騰と巣ごもり需要で「豆苗」好調 8月は前年同月比145%
株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴)の2020年8月売上高は、過去最高の10億3700万円を記録。月間売上で10億円を超えるのは当社で初めてのことです。2015年6月に初めて5億円を超えた月間売上が、ほぼ5年で倍増したことになります。
ほとんどの生産品目で出荷が堅調に推移しましたが、特に主力商品のひとつ「豆苗(とうみょう)」は、野菜価格の高騰と巣ごもり需要で急伸。豆苗単独でも過去最高の出荷量となり、全体の売上好調に寄与しました。
村上農園では、今後も伸びると予想される豆苗の需要に対応すべく、2021年中に新たな生産施設を宮城県に開設するなど、生産体制を強化していく予定です。
豆苗の8月の出荷量は過去最高 前年同月比約145%
■野菜高騰時のお助け野菜として需要増
豆苗は、えんどう豆の若菜でシャキシャキとした食感が特長の緑黄色野菜です。植物工場で生産しているため、天候に左右されず一年を通して出荷でき、価格も安定しています。今夏は、長雨と日照不足、その後の猛暑によって野菜価格の高騰が長期化。"家計のお助け野菜"として価格安定な豆苗への需要が高まりました。
■巣ごもり時の手軽な家庭菜園として注目度UP
また、豆苗には、調理で残った根元部分を水に浸しておくと新しい芽が育つ「再生栽培」という特長があります。新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛により、自宅で過ごす時間が増えたことで、手軽にできる家庭菜園として豆苗への注目度が上昇。当社ウェブサイトの再生栽培のコツを紹介するページ(https://www.murakamifarm.com/myouken/grow/technique/#where)への訪問者も増え、今年3月〜8月までの半年間におけるページ訪問者数は、前年同期比約160%に伸びました。
- 設 立
- 1978年1月
- 代表取締役社長
- 村上清貴
- 売上高
- 107億1,900万円(2019年12月期)
- 事業内容
- スプラウト、豆苗(とうみょう)、かいわれ大根など発芽野菜と高成分野菜の生産・販売
- 事業所
- 本社・研究開発部(広島)
生産センター(千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)
営業所(東京、名古屋、大阪、広島)
- 関連会社
- 株式会社 沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
- WEBサイト
- http://www.murakamifarm.com