〜北海道エリア初進出。道産の発芽野菜をお届け!〜
スプラウトや豆苗など発芽野菜の生産販売を行う株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上 清貴、以下 村上農園)は、北海道伊達市に新たな生産施設「北海道伊達生産センター」の建設を計画しています。このほど着工の運びとなり、2023年7月20日(木)に起工式を執り行いましたのでお知らせいたします。当生産施設は、2024年3月完成、同年4月からの稼働を予定しています。
村上農園 代表取締役社長・村上(左)と伊達市長・堀井氏(右)
くわ入れの儀の様子
現在村上農園の生産施設は、宮城、千葉、山梨(3カ所)、神奈川、静岡、三重、広島(2カ所)、福岡、沖縄(関連会社)の計12カ所。北海道エリアについては主に関東で生産した商品を長距離輸送しています。この度、伊達市に新たな生産拠点を設けることで、輸送にかかる時間を削減し、より鮮度の高い商品を北海道エリアのお客さまにお届けできるようになります。
伊達市は北海道の中では比較的暖かくて雪が少ない地域で、「北海道の湘南」と称されています。天候の安定性から北海道の野菜生産に最適地と考えました。
当社の技術力と融雪装置を配した太陽光利用型植物工場により、1年を通して野菜の安定供給が可能になります。全国の生産センターとネットワークで結び、栽培技術を相互利用しながら品質の高い発芽野菜を生産していきます。また、当施設の従業員は地元から積極的に採用し、地元雇用創出にも貢献したいと考えています。
起工式には伊達市長 堀井 敬太氏、伊達市副市長 星 洋昭氏、伊達市議会議長 辻浦 義浩氏、伊達市議会副議長 田中 秀幸氏など約30名が出席し、神事やメディア囲み取材を実施しました。
当社代表の村上は、「伊達市は雪が少なく、きれいな水を利用できることが進出の大きな決め手になった。道内の皆さまにより新鮮で品質の良いものを届けたい。進出するからには全力をあげて、北海道伊達生産センターをいち早く軌道に乗せ、売上拡大や地元の方の積極雇用などにより、地域の発展にも貢献していきたい」と語りました。
北海道伊達生産センター事業計画
【計画地】
北海道伊達市南稀府町243番地1
【敷地面積】
29,078㎡
【ハウス面積】
1期:約8,700㎡ 、2期:約8,700㎡
【生産能力】
1期:年産3,900万パック(スプラウト換算)、2期:未定
【生産品目】
豆苗、スプラウト(ブロッコリー、クレス、マスタード、レッドキャベツ、青じそ)、かいわれ大根、マルチビタミンB12かいわれ 他
【人員計画】
1期完成後:正社員4名(内、地元採用2名)、パートタイマー約20名(地元採用、約8割が雇用保険対象者)
2期完成後:正社員、パートタイマー 合計約50名
【投資規模】
6億円(1期)
北海道伊達生産センターで生産する主要商品概要
〈豆苗〉
ほのかな豆の香りとシャキシャキした食感が特長のえんどう豆(グリーンピース)の若菜。豆類に多く含まれるタンパク質やビタミンB群と、葉物野菜に多く含まれるβ-カロテンやビタミンCなどの栄養を併せ持つ、栄養バランスの良い緑黄色野菜です。近年は、再生栽培ができる野菜(リボベジ)としても人気を集めています。
〈ブロッコリースプラウト〉
特定の品種のブロッコリーの新芽(スプラウト)で、有用成分「スルフォラファン」を成熟ブロッコリーの10倍以上と高濃度に含む高成分野菜。米国 ジョンズ・ホプキンス大学医学部で開発され、日本では同大学と独占ライセンスを結んだ村上農園だけが、高濃度スルフォラファンの証「ブラシカマーク」が付いた製品を生産・販売しています。
- 設 立
- 1978年1月
- 代表取締役社長
- 村上清貴
- 売上高
- 89億8,300万円(2022年12月期)
- 事業内容
- ブロッコリー スーパースプラウト、豆苗などの高成分野菜や発芽野菜、マイクロハーブの生産・販売
- 事業所
- 本社・研究開発部(広島)
生産センター(宮城、千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)
営業所(東京、愛知、大阪、広島、福岡)
- 関連会社
- 株式会社 沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
- 加盟団体
- 一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)
- WEBサイト
- http://www.murakamifarm.com
- 【この資料に関するお問い合わせ先】
-
(株)村上農園 広報マーケティング室(担当:松井・石田)
TEL:03-6453-0392 / FAX:03-6453-0393 / email:koho@murakamifarm.com
住所:東京都港区芝公園1-8-4 NREG芝公園ビル4階