2012.8.28
豆苗は、シャキシャキの歯ごたえとクセのないおいしさが人気ですが、
栄養価の高さも魅力の一つです。
豆苗の栄養で注目なのは、なんといってもβ-カロテン。
ほうれんそう、小松菜、ちんげん菜、春菊、にら といった
一般的な葉物野菜の中でも最も多くのβ-カロテンを含んでいます。
[caption id="attachment_536" align="alignnone" width="267"] βカロテンの含有量ランキング(データ元:日本食品標準成分表2010)[/caption]
β-カロテンはビタミンA前駆体とよばれる、
体内でビタミンAに変わる成分。
ビタミンAは、ビタミンCやビタミンEと並ぶ
抗酸化ビタミンの代表選手で、からだのサビを防ぎ、
若々しさを保つ効果が期待できます。
そのほか、ビタミンAには皮膚や粘膜を健康に保つ、視力の維持などの
働きもあります。
β-カロテンは油といっしょに摂ると
吸収率が高まる成分なので、
豆苗の定番料理「豆苗炒め」は、
栄養的に非常に理にかなった調理法ということができます。
<つづく>
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